【自己負担額は2,000円?】ふるさと納税の自己負担額、限度額の考え方を徹底解説します。

【自己負担額は2,000円?】ふるさと納税の自己負担額、限度額の考え方を徹底解説します。

こんにちは、Chanです。

ふるさと納税の自己負担額は2,000円と耳にした方が多くいらっしゃるかと思いますが、実際の計算の仕組みはどうなっているの?という疑問を持たれたことはないでしょうか。

そこで、私が6年間で学んできた自己負担額の考え方や限度の計算方法などの知識を全て公開します。

この記事を見て分かること
✅ふるさと納税の自己負担額について
✅ふるさと納税の限度額について
✅ふるさと納税の限度額の計算方法について

ふるさと納税の自己負担額について

Chan母
Chan母

自己負担額が2,000円と言われてるけど、本当なの?

Chan
Chan

「本当であり、本当でない」が正解よ!

Chan母
Chan母

えっ!?どういうこと!?

Chan
Chan

自己負担額が2,000円となるふるさと納税の限度額は個人の所得や所得控除によって決まっていて、限度額以下のふるさと納税額であれば、自己負担額は2,000円になるの!

Chan母
Chan母

ふるさと納税の限度額は人によって変わるってこと?

Chan
Chan

そういうこと!人によって限度額は変わって、所得が高ければ高いほど、限度額は高くなるの。

Chan母
Chan母

限度額を超えたふるさと納税をした場合はどうなるの?

Chan
Chan

税額から控除できる額が減ってしまうから、例えば自己負担額が5,000円とか2,000円を超えてしまう場合があるわ。

自己負担額が2,000円となる「ふるさと納税限度額」は個人の所得によって決まります。

年収200万円で扶養している家族がいない方の例を挙げると、自己負担額が2,000円になるふるさと納税限度額は約4万円です。所得が高ければ高いほど、自己負担額が2,000円となる「ふるさと納税限度額」は大きくなります。

チェックポイント

・限度額以内の寄附額であれば、自己負担額は2,000円

・所得が高ければ高いほど、限度額は大きくなる

ふるさと納税限度額について

Chan母
Chan母

自己負担額が2,000円になる、「ふるさと納税限度額」があることは分かったわ。次は、ふるさと納税限度額がどのように決まるのか教えてくれる?

Chan
Chan

ふるさと納税限度額は、住民税の計算から逆算して行うのよ。

Chan母
Chan母

住民税?何だが難しそうね。

Chan
Chan

ちょっと計算が複雑になるけど大丈夫?

Chan母
Chan母

う、うん。何とか頑張ってみる。

簡単に限度額を調べたい方は、さとふるなどのふるさと納税サイトを使うと便利です。この記事では、より詳細に計算方法を知りたい方向けに解説させていただきます。

ふるさと納税をすると、所得税と住民税から税額が控除される

※ここでは分かりやすい解説にするため、ワンストップ特例の説明は省きます。

ふるさと納税は、所得税住民税が安くなることにより、自己負担額が2,000円になります。

所得税は、「所得控除」として、住民税は、「寄附金税額控除」として税額がそれぞれ安くなります。

所得税について

ふるさと納税を行うと、控除の種類としては医療費控除などと同様の「所得控除」として計算されます。所得控除の金額は「寄附額ー2,000円」です。そのため、税額として安くなる金額は所得税率によって変動し、「寄附額ー2,000円」×「所得税率×1.021」(※1.021は復興特別所得税)となります。

例として、3万円の寄附をして、所得税率が10%の方は、「30,000ー2,000円」×10%(所得税率)×1.021(復興特別所得税)≒2,859円分の所得税が安くなります。

住民税について

ふるさと納税を行うと、基本控除・特例控除・申告特例控除の3種類の計算を行い、その合計額が税額から控除されます。

※申告特例控除はワンストップ特例で申告した場合のみに適用になる控除です。今回は所得税の確定申告をしたと想定し、ここでの解説は割愛します。

ふるさと納税で寄附を行った際の住民税の控除額の計算は次のとおりです。

基本控除=(寄附額ー2,000円)×10%

特例控除=(寄附額ー2,000円)×{90%ー(X%×1.021)}(※Xは所得税率)

で計算されます。

ここでも例として、3万円の寄附をし、所得税が10%であった場合、

基本控除=「30,000ー2,000円」×10%=2,800円

特例控除=「30,000ー2,000円」×{90%ー(10%×1.021)}=28,000×0.7979≒22,341円

税額控除として翌年の住民税が安くなります!

所得税と住民税の合計額

所得税と住民税でそれぞれ計算を行ってきましたが、

所得税は2,859円安くなる。

住民税は、基本控除の2,800円、特例控除の22,341円が安くなるので

合計として、2,859円+2,800円+22,341円=28,000円が寄附をした年の所得税と翌年の住民税から控除がされることになります!

そのため、寄附額「30,000円」−税額控除額「28,000円」=自己負担額「2,000円」となるのです!

チェックポイント

・ふるさと納税をすると、所得税と住民税から税額が控除される

・所得税は「寄附額ー2,000円」×「所得税率×1.021」だけ税額が安くなる

・住民税は「基本控除」+「特例控除」分だけ税額が安くなる(ワンストップ特例を使用しない場合)

・基本控除=(寄附額ー2,000円)×10%

・特例控除=(寄附額ー2,000円)×{90%ー(X%×1.021)}(※Xは所得税率)

ふるさと納税の限度額の計算方法について

Chan母
Chan母

計算の仕組みは何となく分かったけど、限度額の計算方法を教えてくれる?

Chan
Chan

特例控除」は上限額が決まっていて、住民税の所得割の2割が限度額になるの!そこから逆算をしてふるさと納税の限度額は算出されるわ!だから、住民税の所得割を計算する必要があるの。結構むずか…しい??

Chan母
Chan母

所得割?ちょっと何を言っているのか分からないわ。どうしたら良いのよ。

Chan
Chan

確かに難しいし、ちょっと厄介なのが、ふるさと納税をした年の所得割の2割だから、12月近くにならないと、その年の所得や所得控除は確定しないの。だから、ふるさと納税をした年の詳細に限度額を出すのは確かに難しいわ。今回はあくまで所得が確定しているとした場合を想定するわね。

住民税の所得割の計算方法

住民税の所得割は「所得」ー「所得控除」×10%で求めることができます。

「所得」は「収入」ではないので、注意してくださいね。

限度額の計算方法

特例控除は、住民税の所得割の2割が上限額となります。

  • 特例控除=(寄附額ー2,000円)×{90%ー(X%×1.021)}(※Xは所得税率)

所得割の2割になる寄附額を計算したいので、上で示した特例控除の計算式に当てはめると、計算がやや複雑になるので、次のとおり整理します。

名称元の計算記号
所得割「所得」ー「所得控除」×10%A
所得税率X%×1.021B

「所得」ー「所得控除」×10%×0.2=(「限度額?円」ー2,000)×{90%ー(X%×1.021)}

記号で整理すると

(A×0.2)=(限度額?円」ー2,000)×(90%ーB)

今回は上限額となる「限度額?円」を出したいので、

(A×0.2)/(90%ーB)=(限度額?円」ー2,000)

「限度額?円」={(A×0.2)/(90%ーB)}+2,000

で求めることができます!

今回の結果と、さとふるなどのシミュレーション結果を比較してみましょう!

チェックポイント

・「特例控除」の上限額は、住民税の所得割の2割

・住民税の所得割は「所得」ー「所得控除」×10%

・「限度額?円」={(住民税の所得割×0.2)/(90%ー所得税率)}+2,000

Chan
Chan

ちょっと難しすぎ…た!?

Chan母
Chan母

何回もこの記事を読んで勉強するわ!

Chan
Chan

紙に書いて実際に計算してみると、何となく理解が進むから是非やってみてね!

今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございます。

ふるさと納税限度額をさとふるなどのシュミレーターだけでなく、自分だけの場合として計算をしてみて、ふるさと納税の奥深さを味わってみるのも1つの楽しみ方かも知れません…!!

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